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米企業がシャワーなどの排水をリサイクルしてビールを製造

米カリフォルニアにある エピック・クリーンテック社が、家庭排水をビールに変える方法を発見した。UPI通信社が報じた。
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エピック・クリーンテックは、サンフランシスコの40階建てタワーマンションの排水処理を担っている。同社は、家庭のシャワー、シンク、洗濯機から排出される雑排水をリサイクルしてビール製造に使用するため、ビール醸造所デビルズキャニオンブリューイングカンパニーと提携を結んだ。
エピック・クリーンテックのCEOは「すべての飲料水の最大14%が世界中の人口の家庭用水として消費されており、排水はほとんど再利用されていない。我われはその状況を変えることにした」と発表した。
なお、CEOによると、「排水ビール」は現在7000本生産されているが、リサイクルした排水を商業用飲料製品に使用することを禁止する規則があるため、販売はされていない。一方、このビールは環境に優しい建築技術に関する会議でふるまわれ、人気を博したという。
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