研究チームは、クロドクシボグモが分泌する神経毒に治療特性を有するペプチドが含まれていることを発見した。毒に含まれるペプチドの1つが細胞内の特定のイオンの働きを高め、痛みを感じる神経細胞(ニューロン)の活動を弱めるという。
研究チームは得られた微粒子には大きな可能性があると確信しているが、さらなる研究が必要とされる。研究チームはクロドクシボグモの毒の他に、オピオイドとは異なり、消化管出血やアレルギー反応を引き起こさない非中毒性の鎮痛薬を開発するために別の節足動物を使った実験も行っている。
先に、ロシア人研究者らは、視覚障碍者に見る能力を与える、医療用マスクに似た装置を発明した。
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