ウクライナ上空の制空権をめぐる闘い

軍事専門家が語る F16受領でキエフが直面する困難

軍事専門家のヴァシーリィ・ダンディキン予備役一等大尉は、ウクライナがF16戦闘機を受領する際やパイロット養成で直面する困難についてTV「360」局からの取材に語った。
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ダンディキン大尉は、最も重要かつ複雑な課題はパイロットの養成になると考えている。大尉の考えではこれに加えてパイロットには英語を自由に操るスキルも要求される。養成には最低でも半年がかかるうえに、戦闘機はアスファルトの路面を必要とするために、特別な軍事空港網を準備せねばならない。同大尉は、パイロットの養成だけではなく、テクニカルサポートの人員養成も必要だと付け加えている。

「このマシーン自体、旧式な型だ。戦闘機は技術的な整備も行い、渡す前に検査もしなければならない。(F16供与の)代わりにオランダ、デンマークはF35第5世代戦闘爆撃機を買わざるをえなくなるだろう」

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8月20日、ウクライナのゼレンスキー大統領はF16戦闘機42機の供給合意が成立したことを明らかにしていた。
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