インタビューの全編はSNS「X(旧ツイッター)」上でカールソン氏が公開している。
移民問題
次期大統領選挙への立候補を表明しているトランプ氏は、自身の政策の一丁目一番地として移民問題を挙げた。
「第一に国境だ。我々の国に入ってきた犯罪者共を国に返す」
CIA
在任時に中央情報局(CIA)は全ての情報を報告していたかとの質問には次のように答えた。
「自信はないが、彼らは非常に興味深い連中だ。我々はCIAを使ってたくさんの人を亡き者にしてきた。悪いプレーヤー、とても悪い奴らをだ。その点で我々はとてもいい人だった」
裁判、疑惑について
トランプ氏はすでに4回起訴されているが、さらなる追起訴も排除できないと主張している。
「これは馬鹿げている。4回の起訴、もしかするともっと増えるかもしれない。分からないが、あいつらは頭がおかしい」
バイデン大統領について
現職のバイデン大統領が大統領選挙のある2024年11月まで「もつか」との質問には、「彼がその門までたどり着くとは思えない」とした。
「彼は身体より知性が弱いようだ。身体的にもトライアスロン選手ではないが。歩くときに足を上げることもできないし、ビーチではデッキチェアを持ち上げることができない。ビーチでの彼は酷い有様で、砂の上を歩くことさえできない」
ウクライナ紛争
トランプ氏はバイデン大統領がウクライナ紛争を終わりに導くことはできないとみている。
「私はそれ(編注:紛争終結)がバイデンにできるとは思えない。なぜなら彼は無能だからだ」
米国はウクライナ紛争に「深く関与している」と指摘。大統領の仕事は危機から脱却させることだが、「バイデンはビーチで写真を撮ることを好んでいる」と主張した。また、自らは直ちに、簡単にウクライナ紛争を止めると宣言している。
インタビューは共和党の大統領選候補者の討論会が始まる5分前に公開された。その後わずか1時間で170万回再生された。
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