スパイ容疑の米総領事館元職員 任務内容を語る

スパイ容疑で3月に逮捕された駐ウラジオストク米国総領事館の元職員、ロベルト・ショノフ容疑者が、米国の外交官らに命じられた職務の内容について明らかにした。尋問の様子を収めた映像を露連邦保安庁(FSB)が公開した。
この記事をSputnikで読む
ショノフ容疑者は次のように話している。

「米大使館のデイビッド・バーンスタイン第一書記官が、情報を集めるのに利用できそうな米国に対する忠誠心のあるジャーナリストやビジネスマン、政治家を探すように私に命じた」

FSBは3月、「外国との極秘協力」の容疑でショノフ容疑者をウラジオストクで逮捕した。2022年9月から金と引き換えに、モスクワの在ロシア米大使館政治部門の職員、ジェフリー・シリン、デイビッド・バーンスタイン両氏のもとで働いた疑いが持たれている。特殊軍事作戦や部分動員、大統領選を前にしたそれらの抗議活動に対する影響に関する評価や問題点などの情報を集めていたとみられている。
逮捕後、米国務省は「断固抗議」を表明し、容疑は「根拠がないもの」と非難した。同省によるとショノフ容疑者は、25年以上にわたりウラジオストクの総領事館で現地職員として勤務していた。その後ロシア人の現地職員の採用を米側が禁止したため、ショノフ容疑者はモスクワの米大使館へサービスを提供していた民間会社に移籍していた。そこでの主な仕事は、ロシアメディアの報道をまとめ報告することだったという。
ウラジオストクでは昨年9月、スパイ活動を行ったとして日本総領事館の領事が一時拘束され、その後ペルソナ・ノン・グラータ(国外追放処分)となっている。
関連ニュース
英MI6、アフリカ諸国向けウクライナ人工作部隊を養成か=情報筋
「紛争が始まる前からその中心にいた」 米メディア、ウクライナ紛争へのCIAの関与について報じる 
コメント