英MI6、アフリカ諸国向けウクライナ人工作部隊を養成か=情報筋

MI6 - Sputnik 日本, 1920, 16.08.2023
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英国の諜報機関「SIS(秘密情報部、通称MI6)」がアフリカ諸国での工作活動のためのウクライナ人部隊を養成したとみられることが、スプートニクの軍事外交筋への取材で分かった。この部隊の任務は、ロシアとアフリカ諸国の協力を妨害することだという。
情報筋はスプートニクに対し、次のように語っている。

「アフリカ諸国とロシアの協力深化に対抗するために、英国のMI6はウクライナのナショナリスト、ネオナチ組織の兵士から成る破壊工作活動部隊を養成したようだ」

情報筋によると、英政府の要請でウクライナ政権は今年7月、ウクライナ保安庁やウクライナ国防省情報局といった諜報機関に英側への迅速な支援を指示。「東部戦線」での豊富な戦闘経験のある100人の兵士が、MI6とSAS(英軍特殊空挺部隊)によって選出された。
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この部隊の任務には破壊活動やロシアとの協力を目指すアフリカ諸国の指導者の「除去」などが含まれるという。部隊は8月後半、ルーマニア国境地帯のイズマイル港を出発し、スーダンのオムドゥルマンからアフリカ入りするとみられる。
この部隊をまとめるのは軍情報局のビタリー・プラシュク司令官と目されている。プラシュク司令官は2014~2016年にウクライナの工作部隊の司令官を務め、当時のドネツク、ルガンスク州の任務に参加した。2019年に退役後は、ゼレンスキー政権与党の「国民の僕」からウクライナ最高議会議員に選出された。現在も軍情報局には予備役将校として登録されている。
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