ドローンに搭載可能 中国、テラヘルツ潜水艦探知レーダーの実験成功

中国の専門家が、テラヘルツ波を利用した6G技術に基づく世界初の潜水艦探知装置の実験に成功した。このテラヘルツ波レーダーは非常に小型化されているため、ドローンにも搭載できる。香港の英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト(南華早報)」が報じている。
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新型レーダーの実験は黄海で実施された。水面下を伝わる潜水艦のノイズに見立てた振幅を人工音源で再現し、シミュレートした。テスト中、装置は10~100ナノメートルの振幅の信号を記録したが、このような小さな振動は、海の波の自然な動きを背景に認識するには弱すぎると以前は考えられていた。
開発者は次のように述べている。

「テラヘルツレーダーは、潜水艦の探知だけでなく、他の分野にも広く応用できる可能性がある。テラヘルツレーダーは小型なので、ドローンに搭載することもできる。他の潜水艦探知方法と組み合わせることで、中国海軍の効率は大幅に向上するはずだ」

さらに科学者らによると、6G技術は、航空機に搭載されたテラヘルツセンサーによって読み取られ、解読される低周波振動を利用して、潜水艦と随伴する航空機群との間の通信の可能性をさらに広げることも期待されている。
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テラヘルツ波は、マイクロ波と赤外線の間の周波数範囲にある。近年、中国の科学者たちはテラヘルツ波を利用した技術の応用範囲を広げている。例えば、中国のいくつかの空港では、テラヘルツセンサーが国境管理の際の禁止物品の探知に使用されている。
潜水艦探知システムは、潜水艦自体の改良に伴い、常に更新が必要である。以前スプートニクは、イスラエルが秘密裏に無人潜水艦を開発したことについて報じている。
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