「ワシントンポスト紙の調査で、ハワイのラハイナ市(編集;マウイ島)を全焼させた地獄は市の中心から北にある丘の、管理されずに放置されていた場所から始まった。火災の危険性について何年も繰り返し警告されていたにもかかわらず、規則を十分に順守せず、国家資源が不足していたため、植生を管理する重要な行動がとられずに放置されていた」
ワシントンポストは、タスマニア大学の火山地質学と火災学の教授、デビッド・ボウマン氏の「町は火薬の入った樽の中にあったも同然で、あとは火花が散れば、すぐにでも爆発する状態にあった」という言葉を引用している。
ワシントンポストは、今回のマウイ島の悲劇は、手入れがなされていない、大規模な放置林に囲まれた都市がある、他のハワイの島々でも繰り返される恐れがと書いている。