ウクライナ上空の制空権をめぐる闘い

「撃墜されるだけ」 宇に供与のF16はロシアの防空システムに対してあまりにも脆弱=元CIA分析官

北大西洋条約機構(NATO)の加盟国がウクライナへの供与を約束したF16戦闘機はロシアの防空システムに対して脆弱であるため、ウクライナ軍の役に立つことはない。米中央情報局(CIA)分析官だったラリー・ジョンソン氏がYouTubeチャンネル「Dialogue works」のインタビューで語った。
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ジョンソン氏は、現時点でウクライナにはF16のパイロットさえいないと指摘した。
「ウクライナは、最先端の防空システムの1つに対抗できるふさわしいパイロットを魔法のような方法で見つけることはできないだろう。彼らは撃墜されるだけだ
またジョンソン氏によると、ウクライナのゼレンスキー大統領にはすでに米国の最新鋭の第5世代戦闘機F35でさえロシアの防空網を回避することはできないと警告されているという。
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ジョンソン氏は、敵の防衛システムの可能性を考慮せずに兵器を開発したことは、NATO加盟国にとって厳しい教訓になるだろうとの確信を示している。
「ロシアの防空システムは西側諸国のいかなるものよりも優れている。そして我われの所謂ステルス技術はすべて、ロシアの防空システムに対して脆弱だ」
先に軍事アナリストは、西側諸国がウクライナにF16戦闘機を供与した場合、ロシアは一夜にしてそれを破壊するだろうという見方を示した。
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