ミッションについて
X線天文衛星「XRISM」(クリズム)は、2016年に宇宙空間で交信が途絶えて運用終了したX線天文衛星「ひとみ」の後継機だ。JAXA宇宙科学研究所(ISAS)によると、XRISMに搭載された広視野のX線撮像器とX線分光器は、星間空間や銀河間空間を吹き渡るプラズマに含まれる元素やプラズマの速度を画期的な精度で測定可能であるという。
日本初の月面着陸を目指す無人小型探査機「SLIM」(スリム)は、目標地点から誤差100メートル以内のピンポイント着陸という世界初のミッションに挑む。これまでの探査機では傾斜が大きな斜面などには着陸できなかったが、水平姿勢で接地するSLIMは斜面への着陸にも対応できる。
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