「西側諸国は関心を失いつつある」 ウクライナの目的はもはや西側同盟国の目的とは一致していない

紛争でウクライナを支援する西側諸国の目的は、もはやウクライナ政府の意図と一致していない。ショーン・ベル英空軍副元帥(退役)はこのような見方を示している。同氏の記事がニュースチャンネルSky Newsのサイトに掲載された。
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ベル氏によると、西側諸国は紛争で自分たちの目的を達成し、あたかもロシア政府の立場を弱体化させたと考えている。同氏は、現在、欧州連合(EU)加盟国は国内問題に取り組むべきであり、今もロシアを排除しようとしているウクライナへの支援を続けるべきではないとの考えを示している。
「この紛争における西側諸国の目的は達成された (中略)ウクライナの目的はもはやその支持者たちの目的と一致していないというのが厳しい現実だ」
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ベル氏はまた、西側諸国は依然としてウクライナの攻撃を支援することを約束しているが、ウクライナ政府が紛争で目的を達成することに関する懐疑的な見方は強まる一方だと指摘した。
西側メディアは先に、ウクライナはその行動で同盟国の忍耐力を試していると報じた。
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