民間機が野原に不時着 露ノボシビルスク州

露民間航空会社「ウラル航空」のエアバスA320機が12日、シベリア中部のノボシビルスク州内の野原に不時着した。乗員乗客170人の命に別状はない。露非常事態省が発表した。
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同省などによると、ウラル航空機は南部ソチからシベリアのオムスクに向けて飛行していた。機体の損傷はなかった。乗客らは脱出した後、近くの集落にある文化会館で待機している。
これまでに少なくとも乗客5人が現地に駆けつけた医師らの診察を受けた。そのうち2人は打撲の疑いで追加検査を行う。別の2人は血圧上昇や喘息発作などと診断された。
トラブルの原因は調査中だが、暫定情報として油圧系の停止だとみられている。
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