リッター氏によると、現在ウクライナは取り返しのつかない損失を被っており、避けられない敗北を引き延ばそうとしている。
「現在ウクライナは泥濘期が始まるまで自分たちの反転攻勢を持続し、戦闘行為を凍結させるために全力を尽くしている」
リッター氏は、このような戦術はウクライナ軍に巨大なリスクをもたらすとし、この過程でウクライナ軍はさらに多くの兵士を失う恐れがあると指摘した。また同氏は、ロシア軍は泥濘期でも見事に戦うことができるため、ロシア軍が泥濘期に戦闘行為を凍結することはないと強調し、これらすべては必然的にウクライナ軍の崩壊につながるだろうとの見方を示した。
リッター氏はまた、ウクライナ軍は10月末までに予備兵力を使い果たす可能性があると予想した。
これより先、米国人調査報道記者のシーモア・ハーシュ氏は、米中央情報局(CIA)がブリンケン国務長官にウクライナの反転攻勢はすぐにも失敗すると警告を発したことを明らかにした。
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