西側諸国によるウクライナへの兵器供与

独外相 ウクライナへ旧弊で機能しない装備を供与した事実を認める

ドイツのアンナレーナ・ベアボック外相はCNNからのインタビューに対し、ドイツ当局がキエフに時代遅れの、あるいは事実上機能しない軍事装備を何度か供給した事実を認めた。
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「約束するだけで、実際に何かを提供する可能性を有していなければ、助けることはできない。機能しない武器を提供することはできない。だが、我々が提供した装備の中には、確かにあまりにも旧弊で、機能しないものがあった」ベアボック外相はこう語った。
ベアボック外相はまた、武器は弾薬と一緒に輸送する必要があること、納入の遅れは必要な追加承認が得られていないことが原因だと指摘した。ベアボック外相によれば、独の送った装備品の中には、それに使用するための弾薬が一緒に送られなかったことが理由で作動しなかったものもあった。
ベアボック外相は、ウクライナにタウルス・システムズ製造の空中発射巡航ミサイルKEPD 350を供給するか否かについては、詳細を全部明らかにし、誰が正確に運用できるかを見極める必要があるため、現時点ではまだ言えず、これには時間がかかると説明している。
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スプートニクはこれより前、米製戦車「エイブラムス」のウクライナ供給が無駄な理由について、軍事専門家の見解を紹介している。
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