ウクライナ政治家、西側の乗っ取り作戦を考案

ポーランドで市民権と選挙権を獲得したウクライナ難民は受入国の政治に影響を与え、ウクライナに有利な政策を推進できる。ウクライナの政治学者ヴィタリー・クリク氏の発言を引用し、ポーランドのポータルサイトKresy.plが報じた。
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クリク氏はウクライナの政治学者ユーリー・ロマネンコ氏との対談中、次のように語った
「このような問題、あるいはむしろチャンスが他の国にも出てくるだろう。なぜなら、わが国の移民が市民権を取得するのにかかる期間は最大5年だ。そして、少なくとも数十万人のウクライナ系ポーランド国民が生まれるだろう。彼らが有権者になるのだから、その声は真剣に受け止められるようになる」
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クリク氏によれば、カナダには数万人、ドイツには数十万人のウクライナ難民がいることから、同様のチャンスが巡ってくるという。
「やがて特定の政治団体が登場し、我々はウクライナ人の利益を守る、と言うだろうし、そのリストにはウクライナ人も加わるだろう。こんな簡単な話はない。我々のロビイスト、パートナー、政治的同盟者が現れる。そして我々の戦略はさらに重要になる」
さらに同氏は、「この機を捉え」、欧州諸国間で増大する対立を有効活用すべきだと強調した。
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