ナノ粒子を開発したのは米コーネル大学 のフィリップ・ミルナー助教授が率いるチーム。ナノコンポジットは特殊な多孔構造の金属有機構造体から成り立っている。金属有機構造体は構造からハチの巣を想起させる。金属有機構造体を土台とした触媒とフィルターは産業では二酸化炭素宇や水素を吸収、あるいは保存する空気清浄用に用いられている。
ミルナー助教授らのチームは、改良された金属有機構造体が一般的な冷媒の分子を吸収することができ、その構造によって気体の放出も制御できることを発見した。観察では、IOCナノ粒子はワックスでコーティングされた場合、2ヵ月以上安定した状態を保っていた。
化学者らはこのナノ構造のこの利点が製薬・化学産業への導入を加速し、され、これによって、生産効率と安全性が向上すると期待を示している。
関連記事