米国は中国を封じ込めるためにアジア太平洋地域で紛争を煽っている=駐タイ中国大使

韓志強・駐タイ中国大使はバンコク・ポスト紙のインタビューで、「米国は中国を封じ込めるためにアジア太平洋地域での紛争を煽っている」との意見を明らかにした。
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記事では、タイと中国の外交関係樹立48周年を迎えたことを受け、志強氏が両国の関係や中国とASEANの関係などについて語っている。

「中国の発展を抑え込むために、彼ら(一部の西側諸国)は、平和と安定を脅かす紛争さえも我々の地域に生み出している。米国の『インド太平洋戦略』は、実際には中国を封じ込めるための政策手段だ」

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志強氏は、中国の発展を抑制しようとするいかなる試みも成功しないと強調。同氏によると、中国は平和的発展にコミットし、各国との互恵協力政策を追求している。
これよりも前、中国四川省にある西南交通大学、地域・国研究センターの研究員のツァン・ヤシュイ(Qian Yaxu)博士はスプートニクからのインタビューに対して、米国の行動は今や、南シナ海域を含む中国とASEANの協力にとって大きな問題となっていると語った。
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