米国、中国の科学者らは淡水の不足問題を解決するため、海水を淡水に変える安価で環境に優しい方法を編み出した。このために科学者らは太陽光エネルギーを動力源とする装置を考案した。まず、海水は装置のリザーバーに注入されると、回転が開始される。回転しながら水は太陽光の影響を受け、蒸発し始め、最後には海の塩だけが残る。装置は塩を外に出し、水蒸気を集め、純粋な飲用水を得る。
装置は普通のスーツケースのサイズ程度。1時間で4~6リットルの飲み水が得られることから、開発者らは「太陽光によって得られた初の飲用水は水道水より安価になりうる」と語っている。
米国では、家庭のシャワー、シンクなどから排出される雑排水をリサイクルして、ビールに変える事業が始まっている。
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