下院で3日に行われた採決の結果、マッカーシー氏の解任には216人が賛成し、210人が反対票を投じた。
マッカーシー氏の解任を求める動議を提出したのはマット・ゲーツ議員(共和党)で、マッカーシー氏が「シャットダウン(政府閉鎖)」を避けるために民主党と妥協し、45日間にわたって政府への資金提供を継続する予算案(いわゆる「つなぎ予算」)を成立させたことに不満を抱いていた。ゲーツ氏はまた、マッカーシー氏がウクライナへの資金提供を目的としてジョー・バイデン大統領と「秘密協定」に合意した疑いがあると非難した。
共和党保守強硬派と民主党の少数派が団結し、マッカーシー氏の解任に賛成した。
下院議長の解任動議が可決されるのは米国史上初めて。
マッカーシー氏は今年1月、5日間に及ぶ15回もの採決を経て議長に選出された。
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