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「ゼレンスキーには大打撃」　米国の支援停止でウクライナは破綻か

「ゼレンスキーには大打撃」　米国の支援停止でウクライナは破綻か

Sputnik 日本

9月30日、バイデン米大統領は議会が可決した45日間の「つなぎ予算」案に署名した。ところがこの予算案にはウクライナへの支援金は含まれていない。西側の専門家らは、米国行政のこの決定はゼレンスキー大統領には大打撃となり、ウクライナには国の破綻につながりかねないとの見方を表している。 2023年10月1日, Sputnik 日本

2023-10-01T23:20+0900

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米空軍のセドリック・レイトン大佐はCNNに出演した中で、米行政がウクライナへの軍事、財政支援を停止したことはウクライナには壊滅的な影響を与えると語っている。レイトン大佐は、米国の支援に完全に依存していたウクライナには、その中止はカタストロフィーと破綻となるとみなしている。レイトン大佐は、米国の送った戦闘装備がウクライナ軍に到達せず、どこかで立ち往生するという事態も発生しうると語っている。そうなった場合、ウクライナ兵らはエイブラムスも、F16も、新型多連装ロケット砲ハイマースの補給もないまま接触線に取り残されてしまい、前線のウクライナ軍の進軍は緩慢になるだけではすまず、完全に停止してしまう。ブルームバーグも、米国政府のウクライナ支援が法的根拠を失ったことはゼレンスキー大統領には正真正銘の打撃となったと指摘している。ブルームバーグによれば、ゼレンスキー大統領は先週ワシントンでバイデン米大統領と会談し、F16戦闘機や長距離ミサイルMGM-140 ATACMSなどの新兵器システムを要求した。米国政府が45日の間、ウクライナに送金できなくなるという状況は、ゼレンスキー大統領には打撃となる。ブルームバーグは、今回の米議会の決定は米国にとってロシアとの紛争でウクライナを財政的に支援することが一層困難になっている事実を示すものと指摘している。米議会は、ウクライナ軍の反攻が失敗に終わった以上、追加支援をする必要性があるとはみなしていない。関連記事

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