ウクライナでの露特別軍事作戦

米政府、寒波到来を前にウクライナが反攻できる期間を明かす

米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は3日、ウクライナは気象条件が悪化する前に反攻を継続できる期間は6~8週間残っているとの考えを述べた。
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カービー氏は定例会見で、寒気が近づいている状況下で反攻を試み続けるウクライナの可能性についてコメントした。
「天候は我々の味方ではない。事態が深刻になるまでに、あと6〜8週間はある」
ジョン・カービー
米NSC戦略広報調整官
カービー氏は、寒気が近づいていることから、議会はウクライナ支援のために政府からの追加資金の配分を迅速に支持する必要性が浮き彫りになっていると付け加えた。
ウクライナ軍の進軍阻む新条件 秋雨、雪でさらに困難に
ウクライナ軍は6月初めからザポロジエ、ユジノドネツク、アルチェモフスク方面で前進を試みているが、プーチン露大統領が強調したように、ウクライナは戦線のどの区間でもたいした成功は収めていない。プーチン大統領はまた、現在のウクライナの反攻は失速どころか失敗だとも指摘した。
これより前、関係機関に近い情報筋がスプートニクへリークしたところによると、ウクライナのゼレンスキー大統領は米国、英国側の担当者らと共に、10月初旬にヘルソン、ザポロジエ両方面で行う新たな反攻プランに合意した。
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