「EUはウクライナの加盟をめぐって同国との交渉を開始する準備を進めており、12月にも公式発表が予定されている」
記事では、EUは年末までにウクライナの加盟に関する公式協議開始の「ゴーサインをキエフ(キーウ)に出す準備を進めている」と指摘されている。
一方、チェコのペトル・パヴェル大統領は3日、ベルギー・ブルージュにある欧州大学での新年度開講式で講演。EUは自身の安全保障のために拡大すべきであり、ウクライナや西バルカン諸国(編集者注:アルバニア、北マケドニア、コソボ、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロの6カ国)を地政学的操作のなすがままにしておくべきではないと述べた。
9月、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、EUは拡大した形態でもうまく運営し続けることができるとの自信を示し、EUへの新規加盟を「大陸全体の平和、安全、繁栄への最良の投資」とした。ただし、EUの拡大とウクライナ加盟の具体的な日程については言及しなかった。
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