元国務長官は取材の中で、プーチン大統領とその「チーム」が西側の基盤を揺るがし、政治指導者を自らの側に引き入れていると指摘した。ロシアメディアやロシア政府高官らの主張を多くの政治家や市民が口にしている現状を踏まえ、「1対0でプーチン大統領に有利」とクリントン氏は指摘した。
ただし、イデオロギー的および党政治的分断を克服する必要はあるとしつつ、大多数の議員はウクライナを支持し続けていると評価した。
また、米国ではプーチン大統領の政策に対する人気が高まっているとも分析した。そのうえで、「この戦いは私たちの戦いだ。率直に言って、プーチン側につく米国人は理解できないが、私たちはそれを目撃しているし、耳にしているし、戦わなければならない」と述べた。
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