「イスラエルと協力して、ハマスがイスラエルに対して使用した米国製武器のシリアルナンバーを追跡する必要がある。それらはアフガニスタンから来たのか?ウクライナから来たのか?答えは両方である可能性が高い」
テイラー・グリーン氏は、ウクライナへの米国製武器の輸出に反対していることで有名。
これに先立ち、ドネツク人民共和国のヤン・ガギン首長補佐官もまたイスラエル情勢について語った中で、かつてキエフに供与されたNATO兵器が転売され、イスラエル兵に使用されている可能性を示唆した。
イスラエル・パレスチナ紛争の激化
10月7日午前、パレスチナ・ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスは、イスラエルに対する未曽有の大規模ミサイル攻撃を開始した。イスラエル側は3000発を超えるミサイルが撃ち込まれたとしている。その後、ハマスはイスラエル南部に越境攻撃している。
パレスチナのイスラム組織「ハマス」は10月7日、イスラエルに対して「アルアクサの洪水作戦」開始を宣言。これに対し、イスラエル国防軍は「鉄の剣」作戦を発動してハマスの攻撃に対抗。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は国民に向けた演説の中で、国家は戦争状態にあると表明した。人口密集地域からハマス戦闘員を排除するよう命じ、予備役の広範な動員を命じた。
イスラエル軍はガザ地区への空爆を開始。ガザ地区では空爆により413人が死亡し、約2300人が負傷したと主張されている。
ロシアのミハイル・ボグダノフ外務次官はスプートニク通信に対し、ロシアはイスラエルおよびパレスチナに対し、停戦し交渉の席に戻るよう求めていると語った。
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