独首相、ウクライナのNATO加盟反対を米大統領に表明=米メディア

ドイツのオラフ・ショルツ首相は2023年夏にビリニュスで開催された北大西洋条約機構(NATO)首脳会議前の電話会談で、ジョー・バイデン米大統領に対し、ウクライナを同盟に直接招待することに反対した。米誌ニューヨーカーが4人の情報筋の話として報じた。
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報道によると、ショルツ首相はウクライナのNATO加盟に向けた具体的な「招待」を含むコミュニケ(首脳会談の結果文書)に断固反対していることを伝えたという。
ドイツ側の立場により、NATO首脳会議の最終コミュニケに関するすべての交渉が「頓挫」する可能性があった模様。
情報筋によると、ショルツ首相はウクライナがNATO加盟に向けた行動計画を履行する上での条件を免除することに懐疑的であることをバイデン大統領に明らかにした。一方、米国側はすでにウクライナの招待に同意していたことから、ショルツ首相の意見に反発したとのこと。
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NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は7月11日から12日にかけてビリニュスで開催されたNATO首脳会議後、ウクライナはNATO加盟に向けた行動計画を実施することなく加盟できると表明した。
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