報道によると、ショルツ首相はウクライナのNATO加盟に向けた具体的な「招待」を含むコミュニケ(首脳会談の結果文書)に断固反対していることを伝えたという。
ドイツ側の立場により、NATO首脳会議の最終コミュニケに関するすべての交渉が「頓挫」する可能性があった模様。
情報筋によると、ショルツ首相はウクライナがNATO加盟に向けた行動計画を履行する上での条件を免除することに懐疑的であることをバイデン大統領に明らかにした。一方、米国側はすでにウクライナの招待に同意していたことから、ショルツ首相の意見に反発したとのこと。
NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は7月11日から12日にかけてビリニュスで開催されたNATO首脳会議後、ウクライナはNATO加盟に向けた行動計画を実施することなく加盟できると表明した。
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