イスラエル・パレスチナの紛争激化

「許しがたいフェイク」 イスラエル人ジャーナリストは、斬首された子ども40人に関する情報を検証しなかった

イスラエル人女性ジャーナリストのニコル・ゼデク氏は、イスラエル南部キブツ(農業共同体)クファル・アザの犠牲者について自身が報じた情報について弁明した。同氏は、ニュースチャンネルi24NEWSのリポートで、ハマスの攻撃を受けたクファル・アザで子ども40人を含むイスラエル人200人の遺体が発見されたと伝えていた。またリポートの中では、一部の子どもたちは首を「切り落とされていた」とも述べられ、その後、斬首された子どもたちのニュースがSNS上で拡散された。
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一方、世間一般の人々がその出来事の証拠や詳細を求めると、ゼデク氏は自身の発言を撤回した。
この情報は、兵士がゼデク氏に語ったものであり、ゼデク氏自身は何も目撃していなかったことがわかった。ゼデク氏はSNS大手「X(旧ツイッター)」に次のように投稿した
「兵士たちが私に、自分たちは40人の子どもが殺されたと考えていると語った。軍が今も家をまわっており、新たな犠牲者が見つかっているため、正確な死者数は未だに不明」
ニコル・ゼデク
ジャーナリスト
ゼデク氏はこの情報を検証せずに自身のリポートの中で伝えたため、フェイクが生まれてしまった。
一方、イスラエル軍はアナドル通信社に対し、ハマスが「赤ん坊の首を切った」という確証はないと語った。
しかし、フェイクニュースが雪だるま式に拡大するのを止めるのは難しく、ゼデク氏やイスラエル軍の弁明など誰も気にしていない。衝撃的だがフェイクであるこのニュースは、すでに大きなニュースとして取り上げられている。
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タイムズ

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ザ・スコッツマン

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英メトロ紙

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英タブロイド紙デイリー・エクスプレス

一方、ゼデク氏は嘘をついたが、イスラエルの入植地クファル・アザでは人々が実際に虐殺された。それらの遺体に関する正確な情報は、近いうちにも軍によって明らかにされる見込み。
最新情報によると、パレスチナとの紛争激化によるイスラエル側の死者数は1200人を超えた。パレスチナ保健省の最新データによると、イスラエル軍によるガザ地区への攻撃の死者数は1000人以上に上っている。
イスラエル・パレスチナの紛争激化
【視点】米国に打つ手なし 中東専門家、イスラエル・パレスチナ紛争を語る
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