一方、世間一般の人々がその出来事の証拠や詳細を求めると、ゼデク氏は自身の発言を撤回した。
この情報は、兵士がゼデク氏に語ったものであり、ゼデク氏自身は何も目撃していなかったことがわかった。ゼデク氏はSNS大手「X(旧ツイッター)」に次のように投稿した。
「兵士たちが私に、自分たちは40人の子どもが殺されたと考えていると語った。軍が今も家をまわっており、新たな犠牲者が見つかっているため、正確な死者数は未だに不明」
ゼデク氏はこの情報を検証せずに自身のリポートの中で伝えたため、フェイクが生まれてしまった。
一方、イスラエル軍はアナドル通信社に対し、ハマスが「赤ん坊の首を切った」という確証はないと語った。
しかし、フェイクニュースが雪だるま式に拡大するのを止めるのは難しく、ゼデク氏やイスラエル軍の弁明など誰も気にしていない。衝撃的だがフェイクであるこのニュースは、すでに大きなニュースとして取り上げられている。
一方、ゼデク氏は嘘をついたが、イスラエルの入植地クファル・アザでは人々が実際に虐殺された。それらの遺体に関する正確な情報は、近いうちにも軍によって明らかにされる見込み。
最新情報によると、パレスチナとの紛争激化によるイスラエル側の死者数は1200人を超えた。パレスチナ保健省の最新データによると、イスラエル軍によるガザ地区への攻撃の死者数は1000人以上に上っている。
関連記事