ウクライナでの露特別軍事作戦

「手が届かない」 ウクライナ軍が不満を漏らすロシアの新兵器とは

ロシア軍は新型兵器の使用を増やしており、ウクライナ軍は特に無人機(ドローン)や誘導爆弾について不満を訴えている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが報じている。
この記事をSputnikで読む

「(ウクライナ軍の)兵士らは、特に問題となっているのは無人機だと話した」

ロシアは前線のほか、後方のウクライナ軍集中地帯の両方を攻撃するために、計画および修正モジュールを備えた航空爆弾を使用していることも指摘されている。また、無人機によって、ロシアは敵の装甲車両、要塞、歩兵集団に奇襲攻撃を行うことができる。
さらに、同紙は、ロシア軍の弾薬が不足していないことに注目した。
ウクライナでの露特別軍事作戦
ウクライナ紛争における最も恐ろしいロシアの兵器4選=米メディア
一方、ウクライナ軍は、十分に準備された陣地に対して攻撃を試みた際、大きな損害を被った。同紙の評価によると、ウクライナ軍の士気は著しく低下したという。
「兵士らは、司令部により、準備の整った防衛線に対して正面攻撃をさせられると不満を漏らしている」と同紙は報じている。
ウクライナ軍は6月初めからザポロジエ、ユジノドネツク、アルチェモフスク方面で前進を試みているが、プーチン露大統領が強調したように、ウクライナは戦線のどの区間でもたいした成功は収めていない。プーチン大統領はまた、現在のウクライナの反攻は失速どころか失敗だとも指摘した。
関連ニュース
露新型兵器が宇軍の航空機に脅威=米誌
ウクライナ、露軍の空爆に対処不可=宇軍報道官
コメント