ウクライナの「失速している」反転攻勢について記者の質問に応じる中で、プーチン大統領は、それは完全に失敗したと答えた。
「失速しているとされる反転攻勢については、完全に失敗している。しかし、戦闘が行われている特定の地域では、相手側が新たに積極的な攻撃作戦を準備していることは知っている。我々はそれを見ており、把握している」
プーチン大統領はまた、ロシア軍は特殊軍事作戦が行われている地域のほぼ全域でその地位を向上させており、「積極的な防衛」を保っていると指摘した。
「両軍が接触している場所全体で現在起こっていること、これは 『積極的防衛 』と呼ばれている。そして我が軍は、こういった場所のほぼ全域で地位を向上させている。かなり広い範囲でだ」
最後にプーチン大統領は、ロシア軍の司令部と、特殊軍事作戦において前線にいる兵士に対し、その勇気と英雄的な行動に感謝した。
先週、ヴァルダイ国際討論クラブの全体会合で、所謂ウクライナ戦争を始めたのはロシアではなく、ロシアはこれを終わらせようとしている、とプーチン大統領は指摘した。また、プーチン大統領は、ロシアは落ち着いて自国の目的に向けて前進しており、特殊軍事作戦における全ての課題は達成されると述べた。
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