会談の冒頭でプーチン大統領は、露中の貿易額が2000億ドル(30兆円)を超えたことを強調した。
「主席は今年の2000億ドルの貿易目標について話されたが、昨年の同じ日から1年間の貿易額を昨晩分析したところ、すでに2000億ドルに達している。つまり、カレンダー上の今年1年間の貿易額も2000億ドルを超えることは確かだ」
プーチン大統領の訪中
プーチン大統領は一帯一路フォーラムへの出席のため、17~18日の日程で中国・北京を訪れている。フォーラムにはセルゲイ・ラブロフ外相のほか、エネルギー省、財務省、中央銀行、交通省、軍事技術協力庁など各政府機関のトップも同行しており、ビジネス界からも大手銀行やエネルギー企業などの代表者らが参加する。
一帯一路は中国が推進する巨大経済圏構想で、現代版シルクロード構想とも呼ばれる。ユーラシア、アフリカ、欧州をつなぐ貿易・流通網の発展をうたっている。中国外務省によると、今回のフォーラムには世界140カ国以上、30以上の国際機関から計4000人以上が参加している。
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