杉田議員は2016年2月、国連の女性差別撤廃委員会に参加したときのことについて「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」、「存在だけで日本国の恥さらし」などと自身のブログやSNSに投稿した。これについて会議に参加した大阪府に住む在日コリアンの女性3人は差別にあたるとして2023年2月、大阪法務局に人権救済の申し立てを行った。
法務局は調査の結果、「人権侵犯の事実があった」と認定し、人権尊重の理解を深めるよう議員を啓発したとのこと。これについて議員は「一部認定された部分についてはすでに去年、削除して謝罪している」とコメントしている。
この投稿をめぐっては9月、札幌法務局もアイヌの女性から人権救済を求める申し立てを受け、人権侵犯にあたると認定している。
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