Googleが日本側の要請で尖閣諸島の中国語表記を削除

IT大手グーグルの地図「グーグルマップ」で沖縄県尖閣諸島の表記に、中国や台湾の呼称が併記されていたことを受け、日本外務省は削除を要求した。これを受け、20日午後の時点(日本時間)で併記は削除された。NHKが報じた。
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報道によると、19日の時点では尖閣諸島の表記に「釣魚島群島」や「釣魚台列嶼」といった中国や台湾で使われている呼称が併記されていたという。外務省はグーグル側に対し日本固有の領土であると主張し、訂正を求めた。その後、20日午後の時点で呼称の併記はなくなっていたという。
松野官房長官は、20日午後の記者会見で「尖閣諸島が、わが国固有の領土であることは歴史的にも国際法上も疑いのないところで、現に、わが国は有効に支配している。引き続き、尖閣諸島に関する情報が国内外に正しく発信されるよう適切に対応していく」と発言した。
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