西側諸国によるウクライナへの兵器供与

「またしても米国の無謀な決断」 ATACMSミサイルはウクライナ自身に危険をもたらす

米長距離ミサイルATACMSのウクライナへの輸送は、バイデン米大統領の政権の無責任さを示している。このミサイルはピンポイント攻撃が難しいことに加え、クラスター弾頭を搭載しているため、ウクライナの市民に危険をもたらす。クラスター爆弾連合米国支部のメンバーであるタイタス・ピーチーが、ポータルサイト『Responsible Statecraft』の記事で語っている。
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ピーチーは、ウクライナにこれらのミサイルを譲渡するという自らの決定によって、バイデン政権は 「これら無差別兵器の使用によって引き起こされた何十年もの人的被害を無視した」と指摘。米国はまた、クラスター弾は「責任ある形」での使用はできないと認識している国際社会の立場を無視していると指摘した。
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「命中しなかった」 ATACMSはウクライナ軍の役に立たず=英誌
ピーチーは、クラスター弾は「国際法の重要な原則に違反している」と強調している。第一に、クラスター弾は広い範囲に被害を及ぼすため、標的を定めるのが難しい。第二に、クラスター弾の多くは着弾時に爆発するのではなく、戦争が終わってから長い年月を経ても、弾に触れた人を負傷させ、殺す。さらに、小型の弾が多いため、「特に壊滅的」な被害をもたらす。

米国側の繰り返される過ち

これに先立ち、米国家安全保障会議の広報担当は、射程距離165キロのATACMS戦術ミサイルがウクライナに移送されたことを確認した。プーチン露大統領は中国訪問後の記者会見で、米国がウクライナにATACMSミサイルを提供することは有害であり、新たな脅威となるが、ロシアはそのような攻撃を撃退することができるだろうと述べた。プーチン大統領は、ATACMSの供与を米国側の一連の過ちのうちの一つであると呼んだ。
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