ウクライナ・イスラエルを巡るバイデン氏のアプローチは「戦争屋の狂気」=トランプ氏

米国のドナルド・トランプ前大統領は23日、ニューハンプシャー州で行われた支持者集会で、イスラエル情勢の悪化とウクライナ危機に対するジョー・バイデン現大統領のアプローチを「戦争屋の狂気」と非難した。
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「ジョー・バイデンの演説は、イスラエルに対するグロテスクな裏切りであり、米国の優先順位を最下位に追いやるような混乱を招く、支離滅裂な戦争屋の狂気だ」

ドナルド・トランプ
米国前大統領
トランプ氏によれば、バイデン氏は米国人に対し、イスラエルを支援したければ「ウクライナでの代理戦争に白地小切手を与えなければならない」と述べた。
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また、トランプ氏は「ひねくれ者のジョー・バイデンは、これまで大統領執務室で行われた中で、最も危険で希薄な演説をした。大失敗だった。演説そのものだけでなく、言葉もひどかった」と話した。
バイデン大統領は19日、イスラエルおよびウクライナの情勢について国民に向けて演説した。20日には、イスラエルとウクライナへの支援を含む予算を承認するよう要請した。このうち614億ドル(9兆2010億円)をウクライナ支援に充てるよう要求した。一方で、ケビン・マッカーシー氏が10月3日に辞任したため、下院は議長不在で十分に機能しておらず、議員らはまだこの要請を検討することができていない。
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