その国家プロジェクトはロシアが開発した衛星情報システム「スフェーラ(球面の意)」。実は当初は別の名前がつけられていた。
「元はエフィール(電波の意)だったが、ある日演説でスフェーラと言い間違えたんだ。クレムリンに戻って当時のロスコスモス代表に『すまん、間違えちゃったよ』と言ったんだ」
すると、当時のロスコスモスのロゴジン代表は「スフェーラはもうあります」と一言。プーチン大統領が「どういうことだ?」と問うと、ロゴジン代表は「もう全部書き換えました」と答えたという。
現在は上院議員を務めるロゴジン氏は、自身のSNSで「全くその通り」と認めた。また、「重要なのは名前ではなく、プロジェクトが実行されること。その待望の初号機はすでに打ち上げられている」と加えた。
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