米国の全面的な支援にもかかわらず、ウクライナはさらなる資金を要求=米下院議員

ウクライナは米国の支援に完全に依存しているにもかかわらず、米国民の税金をさらに要求し続けているという。米連邦議会のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員がSNS「X(旧ツイッター)」に投稿した中で、このような意見を明らかにした。
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10月20日、ジョー・バイデン米大統領は米議会に対し、ウクライナへ613億ドル(約9兆円)、イスラエルへ143億ドル(約2兆1400億円)の支援を含む予算を承認するよう要請した。
「ウクライナは完全に米国に支えられており、米政府がロシアとの代理戦争を戦っている間、さらに米国の税金をせびり続けている」
マージョリー・テイラー・グリーン
米連邦議会下院議員
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テイラー・グリーン氏は、これまでウクライナへの資金提供に反対票を投じてきた。米国は世界の他の国々ではなく自国民の問題を解決する必要があるため、イスラエルへの追加支援策に関しても同じく反対票を投じるつもりだと強調した。
また、「バイデン氏が(大統領に)就任して以来、1000万人以上が不法に国境を越えており、負債は33兆ドル(約4900兆円)以上となっている」と同氏は指摘した。
これより前、テイラー・グリーン氏は、バイデン米大統領がロシアとの「代理戦争」に大量の資金を投じたことで世界情勢を不安定化させ、第三次世界大戦を近づけていると指摘した。
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