ウクライナでの露特別軍事作戦

NATO支援にもかかわらず、ウクライナは敗北し続けている=ショイグ露国防相

北大西洋条約機構(NATO)から新型兵器の供与を受けているものの、キエフ政権は敗北し続けている。たとえ西側諸国がウクライナにF16戦闘機を供与したとしても、ロシアの防空システムは約20日以内にそれらをすべて撃墜できるだろう。ロシアのショイグ国防相がテーマ別電話会議で語った。
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特別軍事作戦ゾーンの状況について

ショイグ国防相によると、ウクライナ軍はNATOから兵器を供与されていているものの敗北し続けている。一方、ロシア軍はしっかりと防衛を保っているという。
「NATOの新型兵器が供与されているにもかかわらず、キエフ政権は敗北し続けている。一方、ロシア軍は積極的な防衛を続け、敵に対して火器による効果的な打撃を与えている」
セルゲイ・ショイグ
ロシア国防相
またショイグ国防相は、ウクライナ軍はザポロジエ、ドネツク、ヘルソン方面で攻撃を試みているがうまくいっておらず、これはウクライナ軍に多大な損失をもたらしているとし、その結果、ウクライナ軍の兵力は枯渇し、士気喪失の度合いが高まっていると指摘した。
なお、ロシア部隊は前進し、より有利な戦線や陣地を構えているという。
ウクライナでの露特別軍事作戦
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F16に対するロシアの防空システム

ショイグ国防相はまた、ロシアの防空システムは先月10月に37機の航空機を含む1400以上の敵の航空攻撃手段を破壊し、効果的に稼働していると指摘、したがってロシアの防空システムは西側諸国がウクライナに約束したF16戦闘機すべてを3週間以内に撃墜できると強調した。
「航空機37機はウクライナへの供与が保証、約束されているF16航空機の約2倍の数あることを指摘したい。つまり、我われの防空システムがそのように稼働した場合、これは約20日間の作業となる」
セルゲイ・ショイグ
ロシア国防相
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