「ノルドストリーム」の爆破工作

ノルド・ストリーム破壊工作はウクライナ軍大佐が指揮 米紙が暴露 イーロン・マスク氏も反応

ガスパイプライン「ノルド・ストリーム」の破壊工作はウクライナ軍のロマン・チェルヴィンスキー大佐が指揮していた。 米ワシントン・ポスト(WP)紙がウクライナとヨーロッパの役人からの情報として報道した。 報道によれば、破壊は大佐の単独行動ではなく、ザルジニー軍総司令官に報告する役人から命令で実行されていた。
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このWP報道にはX(元Twitter)のCEOで米大富豪のイーロン・マスク氏も反応。一言、「興味深い」とコメントしている。

WP報道の主な内容。

爆破工作は大佐の単独行動ではなく、作戦計画にも関与していない。ザルジニー軍総司令官に報告する役人から命令で実行。
作戦は、ゼレンスキーを闇に葬るために計画された模様。
チェルヴィンスキー自身はノルド・ストリームス爆破への関与を否定。だが以前には、露軍に対する作戦を実行している。
チェルヴィンスキー大佐は2023年4月、ロシア空軍機のハイジャック計画を企てたが、作戦は漏洩。結果、軍機が駐機の宇領キーロヴォグラード州カナトヴォ飛行場はロシアのミサイル攻撃を受けてしまった。
「ノルドストリーム」の爆破工作
ノルドストリーム爆破事件 ホワイトハウスがCIAに爆弾設置を命令=ハーシュ氏
ノルドストリームはロシアと欧州を結ぶガスパイプライン。2022年9月26日夜、3つのパイプラインがほぼ同時に損傷。爆発現場からは異物と爆発物の痕跡が発見された。
爆破事件への米国の関与は 、ピューリッツァー賞の米国人、シーモア・ハーシュ記者がすでに断定。一方で西側メディアは、親ウクライナ派の仕業と報道。これをハーシュ氏は「論理的に一番の(関与が疑われる)バイデン米大統領」以外の人物に世間の注目をそらすCIAの仕業と見なしていた。
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