Место утечки на газопроводе Северный поток-2 у берегов датского острова Борнхольм - Sputnik 日本, 1920
「ノルドストリーム」の爆破工作
ガスパイプライン「ノルドストリーム」と未使用の「ノルドストリーム2」で爆発が発生したのは2022年9月。ドイツ、デンマーク、スウェーデンは工作活動による破壊の可能性を否定しなかったが、爆破の犯行を認める声明はいずれの側からも出されなかった。ところが2023年2月初め、ピューリッツァー賞受賞の調査報道記者、シーモア・ハーシュ氏が、破壊工作に米国が関与というすっぱ抜き記事を発表。米国はこれを否定したが、ロシアは「ノルドストリーム」の爆発が破壊行為だったという新情報を受けて、国連安全保障理事会の開催を要請した。特設コーナーは、破壊工作の捜査に関する最新情報、専門家の評価や見解を逐次掲載しています。

CIAは「ノルドストリーム」爆破テロへのウクライナの関与についてベルギーに通告していた=メディア

© 写真 : KustbevakningenCIAは「ノルドストリーム」爆破テロへのウクライナの関与についてベルギーに通告していた=メディア
CIAは「ノルドストリーム」爆破テロへのウクライナの関与についてベルギーに通告していた=メディア - Sputnik 日本, 1920, 11.06.2023
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ベルギーの主要メディアは10日、消息筋を引用し、米中央情報局(CIA)はロシアからドイツへ天然ガスを送るパイプライン「ノルドストリーム」爆破テロ事件後しばらくたってから、この攻撃にウクライナが関与した可能性についてベルギーに通告していたと報じた。
ベルギーの公共放送局RTBFによると、2022年9月末の「ノルドストリーム」に対する破壊工作後しばらくたってから、ベルギー軍情報機関にCIAから情報が送られてきた。この情報は、破壊工作にウクライナが関与した可能性に関するものだったという。
報道によると、この情報は、ベルギーを含む西側の情報機関が「欧州のエネルギーインフラに対する最も残忍かつ危険な攻撃の1つ」へのウクライナの関与を何か月も前から知っていたことを物語っている。
ノーヴァヤ・カホフカでの洪水 - Sputnik 日本, 1920, 10.06.2023
ウクライナでの露特別軍事作戦
元米海兵隊情報将校、ウクライナがカホフカ水力発電所を破壊した理由を説明
メディアは、「これはウクライナとの同盟に圧力をかける可能性がある」として、情報は開示されなかったと報じている。なお、ベルギーのジャーナリストらはこの件についてベルギー国防省から公式コメントを受け取ることができなかった。
スプートニク通信は先に、米国人ジャーナリストのシーモア・ハーシュ氏がスイスの日刊新聞「ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング」からのインタビューに対し、ノルドストリームの爆破にロシアが関与という説は「あまりにも馬鹿げている」と述べたと報じた
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