アブデーフカ解放作戦は最小限の損失で遂行された=ショイグ露国防相

ロシア軍参謀本部は、ドネツク人民共和国のアブデーフカ(ウクライナ語表記はアウディーイウカ)解放作戦を最小限の損失で遂行することに成功した。ロシアのショイグ国防相が20日、ロシア軍最高司令官のプーチン氏(露大統領、大統領選候補)に報告した。
この記事をSputnikで読む

アブデーフカに関するショイグ国防相のその他の発言

アブデーフカのコークス工場は解放され、ロシア軍は西へ移動している。
敵はアブデーフカに大勢の負傷者を残し、多くの武器が捨て去られた。
9年かけてつくられた地下にトンネル網が張り巡らされたアブデーフカの要塞化された地域でウクライナ軍の抵抗を打破したことは、成果である。
ショイグ国防相によると、アブデーフカ解放作戦は国防省の教本に掲載される見込み。

その他の重要な発言

プーチン氏は、ウクライナ軍司令部がアブデーフカからの撤退を指示したとき、すでにウクライナ軍はアブデーフカから敗走していたと指摘した。
プーチン氏は、アブデーフカをめぐる状況はロシア軍の成果であり、その成果をさらに飛躍させる必要があると述べた。
ショイグ国防相によると、反転攻勢の期間中におけるウクライナの死傷者数は最終的に16万6000人、失った戦車は800両以上。
ショイグ国防相は、ロシアは宇宙に核兵器を配備しておらず、また配備する計画もなく、そのような計画は存在しないと述べた。プーチン氏も、ロシアは宇宙に核兵器を配備することについて常に断固として反対してきたと指摘した。
コメント