米国務長官、G7の露選挙非難声明に待ったかける

米国のアントニー・ブリンケン国務長官が、露選挙を非難するG7共同声明の発表に「待ったをかけた」と、伊紙「ラ・レプッブリカ」が関係者の話として伝えた。
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同紙によると、声明の文面はG7議長国のイタリアと米国のジェイク・サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)の間で合意されていた。ブリンケン国務長官がこれをブロックしたのは、11月に予定されている米大統領選に介入する口実をロシアに与えたくないとの意向があったためだと伝えられている。
露大統領選挙は15~17日に行われた。無所属で立候補した現職のウラジーミル・プーチン大統領が得票率87.28%で再選された。プーチン大統領はこれまでに、米国の大統領選に介入はしないと発言している。
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