日銀は19日の金融政策決定会合で、マイナス金利政策の解除を決定。マイナス0.1%としていた政策金利を0〜0.1%に引き上げた。政策金利の引き上げは17年ぶり。日銀は緩和的な金融政策を続ける方針を示している。高い水準にある米金利との差が意識され、円売り・ドル買いの動きが進んだ。政府・日銀が円買いドル売りの為替介入を実施した2022年10月につけた安値を更新しており、市場に介入警戒感が広がる可能性がある。