「物議を醸したマクロン大統領のコメントは、公の場でのショルツ独首相の批判を受け、ロシアとの衝突を助長させるリスクがあると指摘する米当局者を怒らせた」
2月末にパリで仏パリ行われたNATO、EU諸国によるウクライナ支援会合で、議長国のマクロン大統領がNATO軍のウクライナ派兵を「排除しない」と発言し波紋を呼んだ。
緊張激化を招きかねない発言を受け、ウクライナ支援に否定的なスロバキアやハンガリーだけでなく、対露強硬派の英国や積極支援を進めるドイツからさえも「計画はない」「誰も支持していない」と火消しに走る反応が相次いでいた。