清和政策研究会(現安倍派)の会長を長く務めていた森元首相を巡っては、岸田首相から事情聴取を受けた安倍派幹部の一部が「キックバック再開の判断には森元首相が関与していた」と新たな証言をしたと日本テレビが報じていた。
共同通信によると、自民党は追加聴取の理由として、2月に公表した党の聞き取り調査の結果、2022年3月に安倍派幹部が資金還流を巡り会合を開いた可能性が出たためだと説明した。
一方、岸田首相は参院予算委員会で、追加聴取で森元首相の関与を示す証言が出たかと問われ「今の段階で内容は明らかにしない」と言及を避けたという。