プーチン大統領が軍のパイロットらと会談 「ロシアはNATOと戦うつもりはない」

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は27日、首都モスクワの北西に位置するトヴェリ州トルジョークにある露国防省の訓練センターを訪問し、軍のパイロットらと会談した。
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プーチン大統領の発言要旨

ロシアはNATOと戦うつもりはない。単なるナンセンスであり、(米国との)軍事支出の差は大きい
ロシアが欧州を攻撃するという主張は完全にナンセンスであり、米国の同盟国は無駄に恐れている。ポーランド、バルト三国、チェコへの攻撃の可能性に関する言葉は、これらの国の国民を欺くための手段である
NATO諸国の国境に近づいたのはロシアではなく、NATOが近づいてきた。我々は国民を守っているだけだ。もし、ソ連崩壊後に欧州の安全保障システムが構築されていたら、特別軍事作戦はなかっただろう
F16戦闘機がウクライナに供給されたとしても、戦場況は変わらない。ロシアはウクライナの他の航空機や戦車と同様、F16戦闘機を破壊するだろう
F16戦闘機が第三国の領土からロシア軍に対して使用された場合、ロシアにとって正当な標的となる
ロシア軍航空隊は特別作戦の区域で「完璧に」機能している
ロシアはロシア人だけのものだというスローガンを聞くと不安を感じる
ロシアは多国籍、多民族、多宗教の国であり、我々はすべての人に敬意を持って接しなければならない。また、ロシアにおける民族間の平和とロシア国民の団結を大切にする必要がある
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