G7との足並みを揃えた日本は2022年4月、ロシアへの「最恵国待遇」を撤回した。延長は2回目となる。「最恵国待遇」に含まれていない国からの輸入品には基本関税が適用される。ロシア産木材の輸入関税は4.8%から8%、サケは3.5%から5%、カニは4%から6%に引き上げられている。2023年の貿易統計によると、ロシアから日本への輸入総額は47.2%減の1兆403億円だった。