大企業製造業の業況判断DIは、前回の昨年12月調査から2ポイント悪化してプラス11だった。自動車関連の大企業は前回から15ポイント悪化、鉄鋼や非鉄金属など関連産業も影響を受けて悪化した。一方、大企業非製造業の業況判断DIはプラス34と、前回調査から2ポイント改善した。インバウンド(訪日外国人)需要がけん引役となり、8期連続で改善した。物価全般の見通しは、全規模全産業で1年後は前年比2.4%、3年後は2.2%、5年後は2.1%といずれも前回調査から変らなかった。