米国 イスラエルにF15戦闘機、JDAM爆弾、空対空ミサイルの売却を検討

イスラエルがガザ空爆を継続し、難民があふれるラファで地上作戦を準備している中、米国はイスラエルにF15戦闘機、空対空ミサイル、精密爆弾の売却を検討しているという。米紙ポリティコが1日、議会補佐官と協議に詳しい人物の話として報じた。
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記事によると、両国は最大50機の新型F15戦闘機、AIM-120先進中距離空対空ミサイル30基、500ポンド(230kg)の精密爆弾としても知られる多数の統合直接攻撃弾(JDAM)キットの売却について協議している。
バイデン政権はすでに議会の一部の関連委員会に武器をイスラエルに売却する意向を通知しているが、売却はまだ正式に承認されておらず、納品には数年かかる可能性があると同紙は付け加えた。
この決定が下されれば、ガザ地区の人道状況に対するバイデン政権の懸念の誠実さについて他国が疑問視することになり、中東のエスカレーションにおける米国の役割を改めて強調することになる。
ロシアのプーチン大統領は以前、ガザ地区での即時停戦と流血の停止を主張し、危機解決に真の貢献をする用意がある国々の信用を米国があらゆる方法で傷つけていると指摘した。
「彼ら(米国)が必要としているのは、聖地における永続的な平和ではなく、中東における永続的な混乱なのだ」
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