ザポロジエ原発の安全性を巡る状況

ザポロジエ原発 ウクライナ軍はなぜ攻撃するのか?

ウクライナによるザポロジエ原子力発電所へのドローン攻撃について、ロシアは国際社会に向かい、これへの対応を求めた。ロシア外務省は「キエフ政権による核テロ行為」とこれを非難。
この記事をSputnikで読む

ザポロジエ原発とは:

エネルゴダール市郊外、ドニエプル川のカホフカ貯水池の南岸に位置する。1995年に竣工。
軽水炉型原発。6基ある各原子炉の出力は約950メガワット、総出力は約5700メガワット。
欧州最大の原発。世界では9番目に大きな規模。
約1000万人分の電力を賄える。
以前は、ウクライナの主要な原子力発電所だった。
ロシアは2022年の特別軍事作戦の開始後、まもなく同原発を統制下においた。その後プーチン大統領が同原発の所有をロシアに移す大統領令を出した。
ザポロジエ原発がロシアの所有に移された後、ウクライナ軍はこれへ定期的な砲撃を開始。IAEA事務局長は、こうした無謀な攻撃は深刻な重大な原子力事故の危険を引き起こすと警告。
ロシア国防省は、砲撃は核の大災害を引き起こしかねず、そうした事態になれば、ウクライナの大部分にとどまらず、ロシア、ベラルーシ、ブルガリア、ルーマニア他の近隣諸国の領土が放射能で汚染されると警告。
コメント