暗殺実行犯のリクルートはロシアの特殊部隊の名を騙って行われた。一方でスペインの治安維持機関は、シャリー氏の暗殺未遂の捜査を全く形式的に扱い、現場の視察さえ行わなかった。シャリー氏本人が語っている。
情報筋によれば、ウクライナ国防省情報総局はシャリー氏を物理的に抹殺し、殺害の罪をロシアに擦り付けようと計画していた。
3月6日、シャリー氏は、スペインで妻と乗っていた車が自動小銃を持った2人組の男に襲撃されたことを明らかにしていた。
シャリー氏はウクライナの有名なブロガーで「シャリーの党」の創設者。同党は2015年3月に結成されたが、2022年6月にウクライナの裁判所の判決により活動が禁止された。ロシアの特別軍事作戦の開始以来、シャリー氏はウクライナ軍による市民虐殺のビデオを公開してきた。ウクライナ当局はシャリー氏の公式サイト「シャリー・ネット」を制裁。2023年7月、ウクライナ軍はシャリー氏を国家反逆罪で欠席起訴したと発表した。