「ますます悪化するウクライナの戦線状況に対し、EUの反応の仕方は世界大戦への準備だ」
シーヤールトー外務貿易相は、会議は「指揮官らの本部会議」さながらだったと感想を述べ、ほぼ空っぽの倉庫から「ほぼ全員がどの武器をどれだけ、どういったスケジュールでウクライナに供給できるかについて」数時間にわたって話し合い続けていたと説明している。
シーヤールトー外務貿易相は、武器供与でウクライナ軍は前線で勝利できなかったどころか、逆に「状況の悪化を招いた」と強調している。
「疑問は、この戦略が機能しなかったというのに、なぜ未だにこれを機能させようとするのかということだ。武器供与は戦争を長引かせ、世界大戦のリスクを拡大させたと私たちは考えている」
ロシアは再三にわたって、ウクライナへの外国の軍事支援で戦況が変わることは一切なく、ただ紛争を長期化させるだけだと繰り返している。